Five Contredanses K. 609

しかし本当にモーツァルトはいい。
こんなふうにまた助けられるとは思っていなかった。

「いつも、死のことを考えていたのではないか?」とは、吉田秀和さんの想像するモーツァルト。

「死は友達」と言ったモーツァルト。35歳でその友達と本当に仲良くなれたね…

モーツァルトにとっては、年齢なんてどうでもよかったんだ。
人間のつくった、ただの数だからね。

そんなことより、音楽をつくることが大事だったよね。
そのために生まれ、死んだ、そんな「ために」もないほどに。