こないだラジオで「意外と美味しいんですよ」みたいに言っていたので、やってみた。(そのDJがぼくは好きでもあったので)
ザク切り、適当に切って、トマトの味噌汁!
かなり抵抗があった。人生初体験である。
そう、初体験は、緊張するものだ…あの夏の日の恋のように。
トマトだけではどうかと思い、他の具材に、キャベツ、タマネギを入れた。
さて、実食… 納豆ご飯と一緒にいただく。(この納豆ご飯、半熟ゆでたまごとネギ付である。なんという贅沢、贅沢すぎる!!)
私腹、いや至福の時。うん、トマト、美味しい。
味噌は沸騰させると良くないらしいから、具材をあらかじめ煮込み── トマトも適当に煮込まれた、そこで火を止め味噌を入れ。
いや、サッパリして美味しかった。と言える。どこか、まだ納得できない部分もあるが。
そう、先入観、これが、なかなかの敵なのだ。
なぜトマトをわざわざ味噌汁にしなければならないのか?
そのまま食べりゃいいだろうに。
だが、けっこう味噌汁の具はマンネリ化する。あぶらあげ、しいたけ、豆腐、ワカメ、大根人参… キャベツ、時にモヤシ。
トマトというのは、まったく新しかった。
ちょっと、嬉しかった。