「オールナイトニッポン」を現在の形に持って行った、カメブチ何某というひとは、その放送中── 1970年頃… ビアフラ… 当時戦争、内戦が行なわれていたビアフラの子ども達がやせ細っていく姿を見て… リスナーにこう呼びかけたそうだ、「日本には古いお米が沢山あるといいます。電話リクエストなんかしないで、外務省に、ビアフラに米を送れ!と葉書を書いて下さい!」
すると外務省に、五千通もの葉書が来たという。ビアフラに米を送れ。イラストが描かれていたり、それぞれの言葉、表現で、五千人の人が、外務省に。
そのことは国会でも取り上げられ、ビアフラに何トンかの米が送られることになったらしい。
今や、SNSだか何だかで、そんな「訴え」はし易く、「声」も通り易くなっているはずなのに、何だかつかえている、とおらないかのようなのは、どうしてだろう。