── おっと、いきなり90年代かい。
中島みゆき嬢、いい歌をずいぶん作っているな。
「生きていてもいいですか」「愛していると云ってくれ」…
すばらしいアルバムだった。1980年前後か。

── 60年代がしみったれたフォークソングの時代だったとしたら、70年代はユーミンが現れたりして、何やら新しい音楽の息吹感がある。
そして80年代は曲づくりも詞づくりも丁寧で、かなり音楽が充実していた気がするな。

── このバンド・エイドも、イギリスのミュージシャンたちが集まって、平和を歌う、願う、ような曲と言っていいと思う。
で、この影響を受けて今度はアメリカで同じような活動が起こったわけだ。

── 面白いな。
イギリスのバンド・エイド、この曲は好きだった! とってもやさしい気持ちになれた。今も、何か和むよ。
アメリカのは、いかにもアメリカ的だな。陳腐な言い方だけど、個性がすごいな。スプリングスティーン、シンディ・ローパー、ボブ・ディラン…

そういやミック・ジャガーはいなかったな。まぁストーンズはあれ自体がすごいからな。

── 世界に向けて、世界があった…のかしら。
ついこないだのように思えるけれど。

── ほんとにアッというまなんだよ、時間…