という本があるらしい。
読んだことはないが、大方想像がつく。
もうだいぶ破壊されたろう… 社会、人間、個人、と、大きい流れはどんどんヒトの内部、細部を浸蝕していく。
恐ろしいことだと思う。しかも「みんなが」というバックボーン付きだ。
こういうのって、何かヤバい、と直観で感じるかどうかのことで、きっと理屈ではない。
が、それを論理立てて「本」にするというのは、著者、よくやってくれた!
ヒト、基本アナログで出来ているものだ。どこか、このネットまみれ、スマホまみれの空気に異和感を感じてはいないだろうか。スマホなしでは困ってしまう自分自身に、手を焼いてはいやしないか。
こんなにネットに捕らわれている… 仕方なくなっている自分。その意識がなくなったら、相当ヤバいと思う。
自分の場合スマホを持っていないから、外へ行く時や二、三泊どこかへ行く時、ネットから解放される。
家にいても、たまに「ネットをしない日」をつくったりする… 本を読んだりラジオを聞いたり、何だかとても時間がゆったり流れる。
そして「ネットをしなかった」妙な充実感で嬉しくなる。
たまには、そんな日をどうぞ… などと言うつもりはない。
でも、いいですよ、とは言いたい。