「わたし、いいねが信用できなくなっちゃったんですよ」
「ああ、わかる…」
「面と向かってそんなこと言えるのか。ほめられるって嬉しいですけど、面と向かって、こんなほめること、ほんとにできるのか、って」
「今はそういうのが当たり前になっちゃってますからね。淋しい時代というか、今の人たち、面と向かって人とコミュニケーションすることを知らない、ちょっと気の毒な感じがしますね…」
ラジオが言っていた。
ゴールデンタイム(!)の時間帯、去年紅白歌合戦に初出場した、知らない歌手も同意の風情。
信用できないのを解っていながら、その上で続けているのかね。
しかしこういった意見が公共の電波にのって取り交わされるのを初めて聞いた。
ちょっと、ニヤけた。
無面に向かって
