青春18きっぷで3時間、京都へ。
「円町」とかいう駅から金閣寺まで歩く。
金閣寺から、帰りもまた歩く。万歩計、往復で1万6千歩。
京都タワーのあるビルの地下で、友達と昼間から飲む。
同行したぼくの家人が言う、「この人(ぼくのこと)、1日中外に出なかったり、人と全然話してないんですよ。仕事辞めてから。」
友達は言う、「雲みたいな人だから、束縛がないとほんとにはぐれ雲、根無し草みたいになっちゃうかもしれない…」
やはりぼくは人と接していないと、根っこが保たれないかのようだ。
人と接することで、まるで根っこが初めて土中に根づくようだ。
日々の労働関係上での対人接触がなくなって、日々ひとりの世界に現実に閉じこもっていても、電話で話せたり会える友達との繋がりは、大きな強幹だと改めて感じたりする。
ぼくはただ、友達と会いたかった。