先々週、燃えないゴミの日に、マンション専用の収集場に出した。
ぼくが帰宅する時、その収集場を通りがかりに見たら、まだぼくが出したゴミが、その袋に入れられたそのままの状態で残っていた。
他のゴミは、ちゃんと回収されている。
?と思いながら、またゴミの入った袋を持ち帰る。
玄関横のスペースに置く。
透明な袋越しに、ペットボトルが見えた。
「ねぇ、収集、拒否されたよ、うちのゴミ。ペットボトルじゃないかな。捨てちゃダメだよ、これ」
家人に言う。
「えーっ、ペットボトルはよかったはずだけどな…」
で、先週ペットボトルを抜いてまた収集日に収集場に置いた。
だが、またぼくの出したゴミだけ残されていた。
しかもその日に新しくぼくが出したゴミも残されていた。
朝見た時あった、他の住人が出したペットボトルだらけのゴミはちゃんと収集されていた。
ぼくはその収集を拒否された2つのゴミ袋を持って、また4階にある部屋までの階段を上る。
「タバコだよ、ミッちゃん、タバコ!」
家人が調べた。タバコの吸殻がイケナカッタ。燃えるゴミなのだそうだ。
しかし葉っぱの部分はもちろん燃えるゴミだけど、フィルター部分は、あまり燃やしてはいけないのではないか、と思い込んでいた。
「あとは、よろしく。」
「はい。」
明日はゴミ袋の中、吸殻を除去しなければ。
しかし今までいろんな所に引っ越したけど、その町々によって分別の基準が違うので、困る。
神奈川の川崎市では何でもアリだったし、岐阜の土岐市では「卵の殻は燃えないゴミ」だった。
千葉の柏市は納得できる分別だったけど、埼玉の坂戸市、東京の板橋区、その自治体によって全然違うのだ。
もちろんぼくもこれから気をつけるけど(タバコの箱の外のビニールはもちろん燃えないゴミ、箱そのものは燃えるゴミ、でもその中にある金色の紙は燃えないゴミなのだ)、ゴミの問題というのはもう地球規模として考えるものだし、地方自治体に任せるのではなく、国が分別基準を統一してもいいのではないか?
いろんな外国にお金をばら撒くより、だいじなことだと思えるのだが…。
こないだコンビニで買い物をしたついでに、ペットボトルをその専用の箱に入れた。
すでに入っているゴミのペットボトルには、キャップがついたままのものが多く見えた。
で、ぼくもキャップをつけたまま捨てた。
その数秒後、店員が回収しようとしていたので、「あの、これ、キャップつけたまま捨てていんですか?ぼく今つけたまま入れちゃったんですけど」
「うーん、ほんとはダメなんだけどね。」いつもは主婦をしていそうな店員さんだった。
「この箱のここら辺に、キャップ専用の箱つけたらどうですか?箱があれば、入れますよ」
「いやー、ダメダメ、すぐ空き缶だとか変なゴミ入れられちゃう」店員さんは手を振った。
たぶんペットボトルはリサイクル、外部についてる商品名のラベル(ビニール?)とキャップは燃えないゴミ、なはずなのだけど。