ズイブンなタイトルだと思う。
ブログのタイトル？ 何にしよう、と考えた時、今の自分の情態にしよう、と思った。
そもそも人間、希望と絶望の間にしか生きられないんじゃないか。希望が叶えば１つ終わり、絶望すればまた希望を見い出せる。
人生をトータルで見れば、希望の時間も絶望の時間も、実はそんなに長いものでなく、その時間をどれだけ「後に引きずるか」、その「後の」時間が長いだけではないか。
またヒトは気分に操られる生物で、天気のいい日は軽快に、わるい日は憂鬱になったりする。イイことがあれば単純に幸せみたいな気分になって、ワルイことがあればムシャクシャもする。
そんな気分のために、その日一日のすべてが決定してしまうことさえある。一生、その一瞬の決定的な気分を引きずって生きてしまうことだってあるだろう。
でも、希望も絶望も、その訪問は一時的なもので、ずっと長居するものではない。「行かないで！」と引き留めるのは家主の自分自身であって、彼らは必ず「おいとまします」と出て行くものだ。
だって、時間が過ぎるのだから。
結局、何かに望みをもって、またその何かに倒されて、を繰り返していくのだろうと思う。
とするならば、０か100か、白か黒か、明か暗かといった極端なものではなく、「その間にいる時間」が最も長いのではないかと思われる。
そんな思いも手伝って、こんなタイトルに決めたのだった。
今の情態に相応しいと思って付けたが、今に限らず、ずっとこの情態であるのだろうと思っている。どちらかといえば、絶望に偏っている時間が多い。
でも、だから希望を持とうとすることもできていることを知っている。そうして足掻いている時間が、言えば希望と絶望の間、という気がするし、この気を確かだと思っていたい。