桂二葉さん

 かつら にようさん。女性落語家である。

 KBS京都ラジオで、梶原さんという人と一緒にパーソナリティーをされていらっしゃる。

 この桂さん、じつに声がいい。最初耳にした時、ぐっと聞き入りたい声をしていた。コクのある声、とでもいうのだろうか。

 そしてこの方は、真剣に生きている方だ、と感じざるをえなかった(唐突だが)。

 もちろん落語家だから、人を笑わせるのがお仕事だ。だが、その前に、真面目で気さくで、とても素敵なお人柄が、私には感じられた。そこから、おチャメなことを言ったりするから、品がある。まったく、ただ軽薄にその場を盛り上げるためにゲラゲラ笑うだけみたいな下品さがない。素敵だと思う。

 真摯に、お仕事にも向かっている方だと思う。梶原さんという人とのやりとりも面白い。

 古くはFM東京の「歌謡バラエティー」の中村こずえさん、ZIP-FMのマルコさん、近年はFM-COCOLOのマーキーさんにハマッたものだ。

 AM放送は飛蚊症になってから聞くようになった。眼を休ませるために。あ、腰を痛めて動けなくなった時だったかしら。

 その平日の昼間、この桂二葉さんの声に、ずいぶん魅了された。今、これを書いている時も放送していて(午後0時すぎ)心地良くこんな文を書けている。

 好みは分かれるかもしれないが、聞いていて勝手に伝わってくるそのお人柄のようなものが、私は大好きだ。笑い声、相槌の打ち方も、まっすぐ相手を見つめている感じが手に取るように想像でき、とても好感が持てる。

「ラジオ深夜便」の中村宏さん、後藤繁榮さんの大ファンである私だが、この桂二葉さんの大ファンにもなってしまった。(梶原さんの繊細さも好きだ)

 ラジオを聞くと頭が良くなるともいわれる。ホントかどうか知らない。たぶんテレビなんかと比べて、のことだと思う。どっちにしても、内容に依るが。

 テレビも新聞もなく、youtubeもあまり見ない私には、「社会」との接点になる有難いツール、貴重なメディアがラジオなのだ。