取って付けた目

 現代においては、すべてが情報化されてしまう。
 されてしまう? |している《・・・・》のではないか?
 なぜって、自己の内面性に目を向けたものが希少だから。
 ほんとうのことは、自己の内面性にあるというのに、それが文章化されたものが稀有だ… 滅多にお目に掛かれない。
 絶滅危惧種とは、人の内面性に目を向ける、向け続ける、その人の目、その人自身だ。
 もっと内に向かい、もっと内に向かい、もっと内に向かって、掻き出された文章、言葉でない限り、ほんとうのこととはかけ離れ、単なる情報、ポスティングされるチラシだ、広告広告、広告ばかりの!
 自分を売り出す… こんなワタシです、こんなワタシです… 《ワタシ》が溢れすぎだ、そして皆同じような顔になる。
 内面性への盲目、外面にばかり目を向ける目、目、目… 身体の表面にばかり目が付いている! シールでべたべた貼った… これがほんとの盲目めくらというのじゃないか?
 いつの時代もそうだったって? そうだろうなぁ、承知の助!

アップ・ビートの神様|かめ
「広告代理店は、スポンサーの製品を売ることにのみ関心があるのであって、顧客たる可能性をさまたげるようなドラマを欲しない。  したがって、買い物好きの視聴者に下向いた拍子(ダウン・ビート)のテレビ番組を...
「私」の時代|かめ
もっと面白いものを書いてたろうに。読者によく訴えるような、友好的に、けっしてトゲをもたず、もったとしてもそれは社会の構造に対してで、もっと読み易く、とっつき易い、明るい文章を書いていたろうに。もっとよ...