この肉体が、昔々、ずっと昔、海から、その起源が出てきたんなら、このぼくの肉体、身体、海に返したい、とか。
海は、山があって森があって川があって湖があって、その一環に過ぎないんなら、森へ返したい、とか。
ああ、生命って、限りがあるんだなぁ、と、でも漠然と感じる今日この頃です。
地球を救うだの地球を守るだの、やっぱ、おかしいよね。
だって、育まれてきたんだもの。何億、もう数え切れない年月、そのたったホンの、一瞬しか、ニンゲン、生きてないもの。
我がもの顔に、地球をどうのこうのより、畏れる思い、この世界を創った自然というもの、畏れる思い、そんなふうな気持ちを…。