ここ数十日間、ずっと体調が悪い。
常にダルく、ハナ声で、咳や鼻水は出なくなったが、常に微熱があるっぽい。
こんな状態になった原因。
・銭湯に行って、ずいぶん長湯をした。
・タバコを、紙巻きから加熱式のアイコスに変えた。
・庭木をかなり剪定し、やたら身体を動かした。
具体的に思いつくのはこの三点くらいで、あとは食生活か。
食べる時はよく食べるが、食べない時は全く食べないという極端な食べ方をしていた。内臓さんが、もうイヤになって、身体全体に変調を来たしたのかもしれない。
常に腹八分目、が身体さんには良いことだろうと思う。
気持ちの沈み具合が、もちろん無関係ではない。承認願望、「読まれる」ことへの意識をなくしたい、と、ずっと何も書かないでいた時、自分は一体何のために生きているのかという、出口のない袋小路に突き当たった。
アベマで無料の大リーグ中継を見たり、YouTubeでモーツァルトを聴いたり、と最初のうちは「何も書かない」生活も新鮮だったが、これまた次第に、どんよりと虚しい気分に覆われるようになった。
飛蚊症の症状が出た数ヵ月前から、もう熱心に読書もしなくなった。
パチンコをしたいという欲求もなく、何かを積極的にやりたい気持ちが湧かない。
すると、やはりあの「何のために生きているのか」だけが残った。
椎名麟三はよく生きたなぁ。自分はあなたのようになれない。あれだけの作品を残し、あんなにもの思考を重ね、あんなにも生きた椎名さんのことを思い、涙ぐんだ。山川方夫も、ほんとうに大変だったな。好きな作家のことが妙に親近に感じられた。
ほんとに、生きるって…。