アスベストと、「自立支援法」

 腹が立った。
 これは、国家犯罪ではないのか?

 学校に、会社に、その建物に「アスベスト」という素材が使われ、それによって人の身体が、命が、そこなわれているなんて。
 誰も知らなかったなんて、あり得ない。
 誰かが、知っていたはずである。アスベストが人体に悪影響を与えることを。

 そこまでして、利益をあげたかったのか、企業よ。
 使われていることを知っていてながら、我が身に降りかかることではないから、放ったらかしにしていたのか、国よ。

 最近のニュースから。
「自立支援法」という法案が、通りそうである。
 きれいな言葉を使っているが、なんということはない、「障害者に払う援助金を少なくしたい」国の吝嗇さがミエミエの法案である。

 どこまでいっても、「弱い者いじめ」の構造から、脱し得ない。
 権力握ったヤツに、何を言っても馬耳東風だろう。ましてや腐りきった政治家どもなどに。
 我が身可愛く、その地位を守ろうと精一杯だもんな。金って、そんなにいいかね。

 なんでこうなってしまったのか。
 そこら辺のところ、「なんでこうなってしまったのか」という土台の部分、その部分を、少しでも変えていけるような活動がしたい。
 自分のできるところから、できることから、やっていく…… オレ、何ができるだろう?