いやいや、ついこないだ東京五輪、それがもう来年はパリ五輪。
あのコロナの真っ最中に、紙を棒読みするだけの為政者が強行突破した。ナントカ会長がひどく穢れたお人柄であることも自然暴露されて、一体何のためのオリンピックなのかとバカみたいなことばかりが目についた。
それにしても早いな、月日が経つのが。
「やっぱり地球温暖化なんですね」と、予備校の講師が教壇で汗を拭っていたのが40年前。40年もアッというまだったもんなァ。
今年も高校野球が始まって、この炎天下の中でよくやるよと思う。
こないだプロ野球の結果なんかを見ていて、ふと思った。ほんとに好きでやってるんだろうか、と。プロともなれば、職業だ。職業野球。あのイチローが「つらいことばっかりでしたね」みたいに言っていた。
好きで始めた野球なのに、義務みたいにやる。楽しかったのはプロになった最初だけで、あとは結果ばかりを求められ、楽しむことなんかできないという…
楽しくやれないって、そりゃつらいわな。
好きなことして生きていくのが一番いい。でも、それもよくなくなったみたいだ。大谷選手は除く。あの人は異次元。ほんとに野球が好きで、自分の可能性を試すためにやっている。
自分のためにやること。国のためなんかでなく。あとで、それこそ結果として世のため人のためになる。こうあるべきで、いつのまにか本末転倒になった。
いや、繰り返す、ほんとに時間はすぐ過ぎる。
今年の夏も、すぐ過ぎる。