毎日、食べ物をやりくりするのは大変だ。嫌いではないが、メニューに困る。たいてい、うちはザル蕎麦・野菜炒め・餃子、…あれっ、これしかない?!、冬の食卓は鍋、ほっけ、うどん等、いろいろあった気がするけど、夏はレパートリーが少ない…
そう、冬は鍋で全てが済んだ。それに生魚を焼くこともできた。だが夏は、モヤシなんか、20分歩いてスーパーから帰ってくる間に痛んでしまう。生魚なんか、怖い。刺身なんてもってのほか。
必然、夏はデキアイのお惣菜(アジフライ、チキンフィレ、一個100円)が多くなる。
家人が好きな物をメインにするから、餃子の挽肉を買う時は冷凍枝豆を買って保冷剤代わりにする。でもモヤシのために冷凍枝豆を買いたくない。あくまでも高価なもの… 要冷蔵で高価なものを買う時だけ、冷凍枝豆を買う。
チキンフィレは、家人の好物らしく、ありがたい。とにかく彼女が、美味しく食べてくれれば、こちらとしては満足する。
これから夏本番となれば、いよいよモヤシが買えない。野菜が大好きな人なので、野菜炒めを作りたい。でもモヤシのない野菜炒めなんて…。
そこで、ドレッシングの登場である!
こないだ埼玉に行った時、このドレッシングの魔力は発揮されていた。(彼女の実家で、できあいのキャベツの千切りを皿に盛り、みんなで食べた。その際、かけたドレッシングによって、それは美味しい美味しい。いくらでも食べられた。お父さんお母さんにも好評だった)
で、今日、ぼくが買い物に行く時、何か欲しい物はあるかと聞いたら、「ドレッシング」と言われた。ぼくは、全くドレッシングの存在を忘れていた。そうだ、あれがあれば、キャベツの千切りも、あれをかけるだけでいい。(マヨネーズを、彼女はあまり好まない)
三種の神器のようなものじゃないか。三種どころか、ゴマ、青じそ、何たらかんたらと、いろんな味のものがある。
これは、今日の大きな発見だった。ドレッシングがあれば、野菜もたくさん食べれそうだ。
どうでもいいが、うちは副菜みたいなもので、冷ややっこ・長芋の短冊切りが多い。ほぼ毎日、出す。生姜をすったやつとネギ、海苔を細くハサミで切ったやつを、それぞれにかける。もちろん醤油も。
春は、サワラとかホタルイカを、奮発してよく買った。焼き魚には、よく大根をすって添えた。
そう、夏は… なかなか難しい。炊き込みご飯も、早く食べないと傷んでしまいそうだ。
しかしドレッシングの存在は心強い。そんな、レパートリーは広がらない気がするが、あくまで心の問題として。