振り返れば

 2021年の6月からこのサイト…(とある小説投稿サイト)に投稿を始め。今年の梅雨時には3年が経過するわけだ。
 2022年3月にはれいの戦争が始まって… 2年目か。
 半年ちょっとだったんだ、戦争のことに捉われずに投稿できていたのは。
 そう時間を捉えると、あの半年、約7ヵ月は、投稿することしか考えていなかった。「書くべきもの」(公に公開するもの、読者がいたとして、その読者と共有すべきこととして、いちばん肝心な、避けてはならないこととして)に捉われていない時間だった。
 といって、戦争のことなんか書いて投稿したとて、それでどうなるわけでもない。戦争がなくなるわけでもない! 目に見える結果なんて何も出やしない。
 結果、結果、結果! 「結果なんか出ない」という結果が、結果が出る前から出ている、出しているようなものだ!
 わかりもしない未来を、わかったふりをして! わかりたくないからわかろうともせず! わかりたいことだけをわかろうとして!
 知ることばかりを求め! わかろうなんてしないのさ、知ろうとするばかりさ、自分の都合のいい、苦しゅうない、気持ちのいい情報ばかりを!
 昆虫みたいな存在だ、触覚を動かし! ぶらぶらさせて、腰までぶらぶらさせて、甘い汁へ、甘い汁へ吸い寄せられる! 脳ミソはそんな要求でいっぱいだ! 求める通りに脳ミソもやられちまった!
 紙一重だ、ぜんぶ。… だから何だと来たもんだ! どうにもならんさ、どうにも! どうにもできるのは手前のことだけだ、あとのことは知らん! 必要なし! 自分だけが毛ほどの快楽に浸れりゃいいのさ… 堕落、堕落! 堕落するだけの、充分なおかずには事欠かず、マンモス、子ウサギ、ドブネズミまでそのうち喰らい出すさ、脳ミソに快楽を与えるためだけの、ばかみたいな理屈と理由の正当化付きのフルコース!
 いつまで書くのかね、いつまで続けるのかね、続くのかね?
 知らん、と? だから知りたいことだけ知って、自己満できてりゃいいんだと? ごもっとも! あんたは賢者だ! こざかしい知恵で満タンの、日産ディーゼル車だ、あっちで万歳ウラー、こっちで万歳ウラー、ウララ、ウララ、ウラウララだ。
 電気自動車は静かだ、水素車は? 音もなく、いきなりやって来る。静謐の中に、湧き立っているよ。背後から、よそ見してたら、考え事なんかしていたら。静かで穏やかな《平和》の中から、ヌッと、そいつは。
 油断大敵、火がボウボウだ。
 何、くだらん事ばかり書くなって? 確かに!