地球は滅亡なんかしない。滅する道程を行進してるのが人類なだけで。
ただ地球を地球と呼んでいるのが人類で、人類が滅すれば地球と呼ぶ生物がいなくなるために、地球は滅亡する、ということは確かだろう。
この道理は個人個人にも当てはまる。その人一人の死は、世界が一つ終わることになる。その人にとっての世界の終わりだ。
死は、大変なことだ。といって、死なないでいるのも大変なことだ。
存在理由が、そのほんとうのところがわからないから、どんな理由もつけられる── 猿から人間になった、が定説のようになっていても、あやしいものだ。宇宙人が人間をつくったとか、この地球は魂のリハビリ施設だとか、何でもアリ、想像の域を越えることはない。何か証明する遺物が出てきたところで、歴史はいつだって変わっていく、未来がある以上、決定的な結論はない。
とか何とか言いながら、昨日は無料で見れるプロ野球中継を最後まで見た。アベマ?か何かでやっていた、日本ハム・オリックス戦。久しぶりの生(ライブ)の観戦、面白かった! 日本ハムの選手が楽しそうにやっていた。やっぱりスポーツは楽しまなきゃ… 見ているこっちも微笑めた。一球一球に一喜一憂。野球、やっぱり面白いなぁ。団体競技でありながら、バッターとピッチャーの一対一、そして守備陣、攻撃陣の流れ。面白い。
「野球は神様がつくったスポーツ」とか。不思議なのは、投手の投げる変化球が、なぜ打者がバットを振るところで変化するのか?
まぁわからないのは置いといて、新庄監督はよくやってると思う。選手のことをほんとに考えていて、楽しくできるような環境をつくっているんじゃないか?「思い」は伝わるものだし、選手たちの笑顔も素敵だった。まちがっても、故意死球めいたことをするチームじゃない。
サッカーなんかでもラフプレイをする選手がいるが、ああいうのを見るとほんとに悲しくなる。なんでそんなことするんだと思う。ダーティーなプレイをする選手はほんとにいやだ。
オシムさんやノムさんみたいな、含蓄のある言葉を発する監督がいなくなって淋しいが、新庄監督は突き抜けたところがあって面白い。それでいて、古き良きものは大切にしつつ。
岡田監督の「おーん」もいい。中嶋監督も、ほんとに野球を知っている人だと思う。
プロ野球開催期間中は、読書も文を書くのも、試合経過が気になって、ままならぬことがある。ここだけが、ちょっと残念だ。自分の問題。
今年は日本ハム、せめてクライマックスに行ってほしい。