夜中も起きている場合、タバコが切れるのが夜中である。
自販機は11時に消灯するので、コンビニで買うことになる。
一昨日の夜も、昨日の夜も、同じような時間帯（AM2時頃？）にコンビニにタバコを買いに行く。客はいない。客は、私1人である。
問題は、若い（20代半ばだと思う）女性店長が、1人でいつも品出しをやっていて、私がレジ前ですみませんと声を掛け、はい、と彼女がレジに来て、タバコと金銭の授受が行なわれることにある。
昨日の夜、来た客だ、と彼女は思うだろう。
昨日の夜、いた人だ、と私は思う。
今夜も行った。やはり彼女1人が店番をしていた。あ、またこの客だ。あ、またこの人だ。
そして私はこの3日間、同じタバコを頼み、彼女は同じようにそのタバコを私に渡し、金銭を受け取り、釣銭を渡してくるのだ。
タバコ1つくらい、昼のうちに買っとけよ、と彼女は思うかもしれない。私もそう思う。
なんでいつもわたしが1人の時に来るのかしら、と彼女は思うかもしれない。わたしを狙っているのかしら、と不安になるかもしれない。
そう想像すると、私は、夜中に、このコンビニに、しばらく行けそうにない。