(23)コンドーム及びセックスについて

 しばらくしてないけど、セックスをする際、避妊用具として、コンドームを装着する場合が多かった。(主に、結婚して2、3年の間、コトあるごとに使っていた)
 いつのまにか、そういう行為をする際、ぼくは装着をしなくなった。
 あの「間」が、なんともバツが悪いのだった。あの、装着する「間」が。

 で、ぼくは我慢をするようになった。その限界の際、そこから「抜く」ようになったのである。
 ぼくは、元妻との間に授かった子どもは、一人だけれども、その後、元妻と、何回も「子どもをつくろう」としたのだった。積極的に。

 だが、二人目の子どもは、できなかった。
 たぶん、もし二人目の子どもを授かったならば、ぼくは、まだ離婚はしなかったろうと思う。

「たら」「れば」は… それはそれで、またべつの物語がはじまって、今、自分が全然違う場所にいたとも思えるけれど、それはそれである。
 ぼくはただ、今、を、生息するしかない。

 セックスという行為は、ぼくにとって、遊びではなかった。(30を過ぎるまで、そういう行為をする人とは、結婚前提でなければいけない、と思っていた)
 とにかくそういう行為は、重大である。
 覚悟をするのは、当然のことと思われた。
 ほかの男の人のことは、よく分からないけれど、その中でイクということは、そうとうの覚悟をもたねば、できないことだ── 今もそうも思っている。

「赤ちゃんポスト」なるものが、どこかにできている。で、もちろん、賛否両論。
 でも、「育てられない」母、父、の存在が、在る。在るのだ。
 在る以上、そういうポストは、必然として在るものだろう。

 ただ、ぼくは、覚悟を決めて、その中にイク場合、そうしてほしいと思う。世の男の人たちに。
 その覚悟なくして、できれば、イッてほしくない、と、誰に向けて書いているのか、不在であるけれども、切に思う。