夜中にラブレターを書くと

 感情的になるといわれているが、いまやラブレターなんて書かんか。メールか。
 しかしラブレターはいいと思うが…。
 交換日記、なんてのも死語なのだろうか。

 ラブレター。考えてみたら、もらったことないナ。
「愛してる」「好き」といった言葉がないと、ラブレターにならんのだよね、きっと。

「あなたに好感を持っている」といったニュアンスの言葉の入った手紙なら、もらったことはあるが。
 で、私もそういった言葉を読んで単純に嬉しくなって、熱心に返事を書いたりしていた。

 この頃の私は、よくブログっている。
 こんな私の文章(文、ですよね?)でも、読んで頂ける、読んでくれる人がいてくれる、というのが、無茶苦茶嬉しい。

 でも当たり前のことだけど、ただ待ってるだけではイカンですね。
 こっちも自分の中でアンテナ立てて、共感できそうな人のブログを読んで、コメントなんか送って交信が始まれば、やっぱり嬉しい。

 夜中にブログを書くと、やっぱり感情的になるのかな。
 あんまりにも理知的なのもツマランかもしれんし。
 相手の心象を悪くするような、感情の入りすぎた文は、もっとタチが悪いし。

 しかし「手紙」というものが、ちょっと懐かしいな。
 文字の丸み、いびつさ、行間、一字一字の微妙な空間、あれはいい。

 文は、人となりを表す、とか。
 そのままでいいのだろうな、カッコつけずに。
 大体、バレるもんなんだから。

 ヨシ、こんどラブレターを書いてみよう。