僕の工程「インマニ」は、僕と新入社員のK君がふたりでひとつのように作業している工程である。
僕がつくったインマニに、K君がチェックを入れ、箱に入れ、後工程へと運搬が運んでくれる。
インマニにはいろいろ部品を付けるので、その部品補充(けっこう重い)もK君がしてくれる。それが彼の仕事だからである。
K君は、まだ会社の悪い慣習に汚されていないせいか、しっかりチャンと仕事をする。よく作業中に話もするが、チャンと人の話を聞き、しっかり自分の意見を言う(けっこうユーモアもある)好青年である。
よくやってくれるので、僕も彼の仕事を手伝ったりする。
だが正直言って、今日は手伝い過ぎてしまった。(←ホンネ。)
インマニそのものも、けっこう重い。1箱に3コ入っているからである。
K君の仕事は、そのほかにも、いろいろと重いものを持って運ばなければならない宿命にある。
たまに腰をトントン叩いている姿を見ると、痛ましい。
で、今日はほとんど、せめてインマニの箱くらい、自分で補充しよう、と思ったのだ。
いや~、キツかった。
しかし、と考える。
これが自分の仕事だったら、充実感に代わるのかな、と。
K君の仕事を「手伝ってる」、つまり、自分のしなくていいことをした、という気持ちが僕の中にあって、それが「キツく」感じられたのかな、と。
自業自得なんだけど。
今までもよく手伝ってたけど(なんかこういうの書くのイヤラシイね)、今日はほんとに『かなり』手伝ってしまった。ほとんど意地だった。
明日はどうなるのかな、なんて考えたりする。
でも、そばにいる人が大変そうだったら、そして自分がそれをやわらげることができるなら、やるのがトーゼンですよね?
ほどほどに、か。
↑自己完結してます。