自己の中に他者がいる。
いるのだ、まるで当たり前のように。
自意識、自意識にもつながるわ、むろん。
つきあってる相手が、気持ちよくなってくれたら、満足。
これ、他己満足。
セックスなんかに、たまにある。
でも、自己もあるんだ。
その自己は、他者なくして、あるんだわ。
で、他者もある。
ぼくは、「他人」という言葉が嫌い。
そりゃ「自己」以外は、あらゆるものが「他」だろ。
何もいちいち、「他人」なんて言葉、何故に敢えて使うんだ、と思ってしまう。
「他己」。あるよ。
国語辞典に、入れてくれぃ。
「客観的なものに重きを置いたところから、始まる自我。他者なくしては、あり得ない自己、という意味。」