快楽主義者

 ただ快楽が好きなだけである。たいそうに、「主義」など、そんな言葉を用いる必要はない。

 菜食主義者は野菜が好き。ブッディストはブッダが好き。と書いて、では民主主義だの資本主義とは何じゃらほい、となった。政治的な言葉で、個人的なものではなさそうだ。

 きっと為政者が好きなもの、と安直な想像をする。自分(たち)にとって都合のいい主義。こうあってほしい、と方向性の舵を取る、こうあればいいという理想に向かうこと。「国家」として!

 まぁいいや、いやよくない、でももう疲れたよ、パトラッシュ…。

 今日はタバコを買いに行く。コロナもまた流行っているらしい。やっぱりマスクは必需品。

 自分がマスクをつけるだけで、感染に苦しむ人が減るのなら、おやすい御用だ。無能な自分だって、そのくらい出来る。

 でもすれ違う外国の人たち、全然マスクしてないんだよね。

 まあいいや、自分は自分のよかれとすることをする。人混みや商業施設、空気がこもりがちな場所では絶対マスクをつける。

 話は変わるが、検証をしてほしいよ。あの元首相の「国葬」は正しかったのか。彼が、その仕事で何をしたのか。それはほんとうに崇めるようなことだったのか。

 レジ袋で環境は良くなったのか。

 一時期、かなり問題になったことでも、時間が経てばすぐ国民は忘れるだろう──そんな為政者の思惑が見え隠れするのは気のせいか?

 革命なんか起こりっこないよ。「長い物には巻かれろ」、地で行ける。ええ、ずっとこうして来ましたもの。暴動なんて、いけませんよ。下品です。スマシ顔。たいして品のない者が、どこ吹く風。

 不思議なのは、従業員が不足しているということだ。近所のスーパーでも、「従業員不足のため、配達ができません」みたいな紙が貼られていた。

 奈良に限った話でもないらしい。労働する人がいない?

 自分も賃金の払われる労働はしていないが。

 しかしいっぱい人、いそうだけど、どうして従業員が不足するんだろう。

 どんどん、外国から働く人を雇って、いろんな人が多くなったら面白い気もする。島国根性なんて、ほんとにいやだよ。ニッポンだの何だの、そんなことより、地球人だろうがよ。

 そう、入国管理?の何かでも、痛ましいことがあった。ばかではないかと思う。何だと思ってんだ、人を。

 どんな言葉をいっても、足りない。

 権力、恐るべきものだよ。何のための法律かよ、人を殺すために法があるのか?

 いや、もうやめよう、外へ行く。歩くんだ、歩くんだ。涼し気に、凛として。(我が道、この世界、「私の」この世を。)