未来(3)

 どうすればよかったのかね?…
 くだらんことしか書けんよ。
 もう、みんな、ぜんぶ、言い尽されてんだ。
 でがらし・・・・しか出ないよ。
 それでも言やぁ、文学に限って言やぁ…
 また人間の存在、その個体と全体から見りゃあ…
 くだんことだ、ただのバランスの話だ。
 異世界、ライト、軽い、小学生が読むようなものばかりを、いいトシこいた大人も読むようになっちまって。
 ガチャガチャの景品を大人が求めてんだ… レアなキャラが出たら、高くメルカリで売れるからね!
 その逆のもの、ガチャの景品にもならない、重いとか哲学とか言われるものは、青色吐息、絶滅危惧種、なくなったからって何でもないよ。
 生きてる個体についたって、同様だ。吹けば飛ぶよな軽すぎるものばかりだ、言葉を見りゃ分かるだろ、顔を見りゃ分かるだろ。人間存在、たったの一人の、個体の中でさえ、バランスが崩れちまってる。全体となったら、もう… 一度偏ったバランスは、また元に戻すのは難しいよ。偏るのは簡単だけど!
 べつに、軽いのが悪いって言ってるわけじゃない。バランスの問題なんだ、どこまでも。
 一方に偏ったバランス、こいつは雪崩式にそっちへ行く、元がどうなった、どうだったのかも忘れちまう。簡単に倒れちまうんだ、コトン、とね。
 重力に負けたように偏った片腕、下へ下へ下がっちゃった片腕。
 もう一方の片腕は、上に上がって… そんなつもりじゃなかったのに… 文字通りお手上げの状態だ、そうして落ちてく片腕と一緒に落ちて行く… 同じ一体の存在、世界として、あったからね!
 偏りすぎた、ってわけだ、要するに。
 中点、重心の中心を忘れて… ほれ、どうだ、つまらん話だろう…